2018年6月24日に第37回東京都理学療法学術大会(http://www.allpt.tokyo)が首都医校 総合校舎 コクーンタワーにて行われました。当法人からは座長1名、シンポジスト1名、発表13名と多数のスタッフで参加してまいりました。今回の学会のテーマは「理学療法の基盤の再考と発展」でした。
今回初めて学会で発表させて頂き、自分の研究についての課題や足りない知識を知ることができました。また、多くの発表を聞くことで多角的な考え方や意見に触れることができました。今回の経験を踏まえて、次回の発表や臨床に繋げていきたいと思います(文責:佐々木麗)。
―シンポジスト―
・美崎定也(苑田会人工関節センター病院)
「研究~リサーチクエッションの見つけ方」
―座長―
・古谷英孝(苑田第三病院)
「一般演題6」
―演題発表者―
・内田大樹:階段昇降の困難さに対し内腹斜筋トレーニングを実施した一症例(花はたリハビリテーション病院)
・草野美優:腰椎固定術後に歩行時痛が残存した一症例~体幹筋トレーニングを中心とした集中的運動療法の効果~(苑田第三病院)
・田中徳大:COPDによる労作時呼吸困難感が行動意欲を低下させADLに狭小化が生じた症例への活動促進の試み(苑田第一病院)
・渡邊聖奈:橋梗塞により運動失調を呈したため評価から分類した上で体幹の反復練習を中心に介入し独歩自立となった症例(苑田第一病院)
・田中沙織:注意障害と失語症が混在した症例に対する注意課題の難易度の検討~足踏み動作に着目して~(苑田会リハビリテーション病院)
・中村祐太:体性感覚障害を呈した症例に対して視覚的フィードバックを用いた麻痺側荷重訓練を行った一症例(苑田会リハビリテーション病院)
・鈴木陸也:USN症状を呈したCVA患者に対し、ABA’法による前庭感覚トレーニングによって臨床症状が改善した一症例(竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
・永井公規:腰部脊柱管狭窄症後の下垂足と拮抗筋の過緊張に対する電気刺激の有効性(花はたリハビリテーション病院)
・佐々木麗:大腿骨頚部骨折術後患者の術後1週での歩行能力による予後予測(苑田第一病院)
・市村直樹:左片麻痺が悪化し感覚障害を呈した患者様の起居動作-視覚的フィードバックが起居動作に対する影響-(苑田第一病院)
・八鳥愛加:両側人工膝関節・人工股関節全置換術を一期的に施行した症例~歩容及び階段昇降の能力改善を目指して~(苑田会人工関節センター病院)
・千葉舞華:脊椎矯正固定術後に視覚的腹横筋feedback訓練によりOswestry Disability Indexが改善した症例~術創部癒着に対するMobilizationを併用して~(苑田第三病院)
・井上皓介:記憶障害を呈した症例に対する誤りなし学習の情報量の検討(苑田会リハビリテーション病院)