平成30年9月7日から9月9日にかけて、第52回日本作業療法学会が開催されました。
苑田会リハビリテーション科からは、4演題の発表をさせていただきました。
今回の学会テーマは、「根拠に基づいた作業療法の展開」ということで、
全国から様々な分野での作業療法の取り組みが紹介されており、
活発なディスカッションが展開されておりました。
また、今年度から作業療法の新定義が可決されたこともあり、
今後の作業療法における可能性の広がりを示唆する発表が多かったことも印象的でした。
本学会で得ることができた知見を今後の臨床にて患者様に還元出来るよう、
研鑽していきたいと思っています。
演題は以下の通りです。
・古田憲一郎:回復期病棟における脳卒中クライアントに対する生活行為の可能化に焦点を当てた事例-作業分析に基づくリーズニング-(竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
・平松恭平:セルフアウェアネス獲得に向けて認知作業療法を用いた支援-くも膜下出血後に失語症を呈した症例が復職に至った一事例-(竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
・森園子:回復期病棟のクライエントに対するものづくりの効果(事例報告)(竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
・谷川絵里子:当院通所リハビリテーション利用者における家庭内役割の再獲得の有無と生活空間の拡がりの関連性