今回は苑田第三病院の新人教育体制を紹介させていただきます。
苑田会では新人スタッフの教育制度がありますが、さらに当院では新人スタッフに対して独自の教育プログラムを実施しています。プログラムは、当院で担当する機会の多い脊椎疾患や心血管疾患に特化した勉強会を中心に構成されており、年間10回程度開催しています。その中で「根拠に基づいたリハビリテーションの実施方法」についても学んでいきます。また、1年目から研究活動の教育も受け、先輩のサポートを得ながら、学会での発表を目指していきます。
このような教育プログラムを受け、現在3年目になる2名のスタッフは、2年間で、合計4学会での発表を経験してきました。今年度は2名で3本の学会発表を予定しています。現在、この2名は「脊椎術後患者の転倒状況に関する研究」や「頸椎術後患者の痛みやADL改善の経時的変化に関する研究」に着手しており、論文執筆にも挑戦中です。
当院では、毎年、当法人の3ヶ所の回復期リハビリテーション病院向けに、脊椎手術の術式や術後の経過、リハビリテーションについての勉強会を行っています。今年度は、この3年目の2名のスタッフに講師を務めてもらいました。経験年数は2年と少ないですが、脊椎疾患術後患者のリハビリスペシャリストに育ち、講師を務めるまでに成長しています。この2名の今後の活躍にご期待ください。
当院に興味がある方は、是非見学にいらしてください。
詳細は、リハビリスタッフ採用サイトをご覧ください。
(http://reha.sonodakai.or.jp/?page_id=16)