苑田会リハビリテーション部では関連する病院や地域への装具連携を行うために生活支援委員会Brace部門があります。
主な活動としては、苑田会リハビリテーション部の理念である「臨床」「教育」「研究」に基づき、患者様への治療方法の共有・装具療法におけるスタッフ人材育成・各病院の装具連携におけるデータ収集と解析・地域スタッフ(ケアマネージャー等)への装具勉強会の開催を行っています。
活動の一つとして先日、「長下肢装具を使用した治療方法・介助方法」をテーマとしたスタッフ講習会を開催致しましたのでご紹介致します。
今回は、苑田会が有する3つのリハビリテーション病院(苑田会リハビリテーション病院・竹の塚脳神経リハビリテーション病院・花はたリハビリテーション病院)を会場とし、実施致しました。
図1)苑田会リハビリテーション病院 図2)苑田会リハビリテーション病院
図3)竹の塚脳神経リハビリテーション病院 図4)花はたリハビリテーション病院
各講習会中に「実際に練習する場が出来て良い」「明日からの治療法に活かせる」「先輩との意見交換が出来て有意義」といった声が挙がりました。
脳卒中リハビリテーションにおいて十分なリスク管理の下での早期離床はグレードAとされており、「発症後早期から積極的なリハビリテーションを行う事が強く勧められる。その内容には,早期座位・立位,装具を用いた早期歩行トレーニングなどが含まれる。」とあります。
引き続き、各スタッフが装具療法を提供し、患者様が適切に治療を受けられるよう努めて参ります