今回は苑田会人工関節センター病院にて昨年末より導入した,関節可動域測定装置(mobile motion visualizer AKIRA)について紹介いたします.
AKIRAとは,マーカーを使わず簡便に動作中の関節可動域を測定できる最新の機器です.
動作中の関節角度や歩行速度,歩幅などを測定することができます.
当院では,人工関節置換術の術前から定期的にAKIRAを使用して動作を分析しています.
また,普段の理学療法中の姿勢観察や歩行分析に使用している他,動作・歩行練習時に患者様へのフィードバックにも応用しています.
さらに,得られたデータを若手スタッフがまとめ,研究発表を行っております.
11月に開催された,第3回秋季リハビリテーション医学会には,2名のスタッフが研究成果を発表してきました.
また,来年2月に開催される第50回日本人工関節学会にも1名のスタッフが発表予定です.
このように,当院では最新の機器を取り入れ日々の治療を行うとともに,研究にも力を注いでいます.
興味のある方は,お気軽に見学にいらしてください.詳細は,新卒リハビリスタッフ採用サイトをご覧ください.