現在、2回目の緊急事態宣言が発令中であり、感染対策にはより一層の配慮が必要です。
当院でも感染対策に配慮し、遠隔での勉強会を実施しました。
今回は「在宅におけるがん末期患者とのかかわり」をテーマに緩和放射線治療及び、在宅緩和ケアの最前線に関して先生方に講演をいただきました。
幸いにも医療職だけではなく事務職やご家庭にがん患者様を抱える方など、様々な方に参加いただき、好評をいただきました。
社会情勢を踏まえ、遠隔による勉強会や学会は近年増加しています。
会場設営の簡素化やデバイス経由により視聴する場所・時間を選ばないなど、様々なメリットがある一方、リハビリテーションに関わる勉強会では、徒手的な技術を含んだ実技などが実施できないなど課題もあるのが現状です。
実技的な勉強会はコロナ禍が落ち着くまで難しいかとは思いますが、座学では今後も世情に合わせ「臨床」「教育」「研究」という理念に沿った活動を臨機応変にできればと当院では考えています。