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苑田第二病院より作業療法部門の紹介

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苑田第二病院の脇野です。

当院は亜急性期から維持期の地域包括ケア病床60床の一般病院です。

リハビリテーション科は15名のスタッフが在籍しており、作業療法士は3名で、入院・外来の患者さまを対象にリハビリテーションを実施しています。

 

主な対象疾患は胸椎や腰椎、四肢の骨折等の運動器疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、心機能障害や腎機能障害などの内部疾患による廃用症候群、内科疾患・外科疾患などによる廃用症候群など多岐にわたります。

地域包括ケア病床の入院患者さまの多くがご自宅へ退院されるため、在宅復帰を目標に医師、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士、相談員と連携し力を合わせて支援しています。

 

作業療法士は、手指の機能障害、高次脳機能障害、認知機能障害によりADL・IADL能力が低下し、家庭復帰や社会復帰が困難な状態の方々に対して積極的に関わっています。

患者さまにとって大切な作業が行えるように、笑顔で生活できるように、暮らしや作業に着目し、早期のADL自立、IADLの獲得、自宅退院、家庭復帰、社会復帰を目指して取り組んでいます。

現在、入院と外来はグループ分けをしていますが、作業療法士3人で休み時間を利用し、作業活動の企画や進行状況の話し合い、触診や介助の練習、臨床の近況報告をしています。

作業療法の評価や治療、患者さまや多職種との関り方、日々の業務など、解からないことや困っていることを相談し問題解決できるように努めています。

 

また今年度から近隣の施設の入所者の方々を対象に介護保険の訪問リハビリテーションを開始しました。

慣れないことや戸惑うこともありますが、入所者の方々との関りや施設・介護事業所のスタッフの方々との繋がりは新たな気づきや学びが多くあります。

作業療法士としての視野を広げることができるではないでしょうか。

 

新型コロナウィルスの感染対策として、リハビリテーションの実施時間や場所の調整、換気や清掃を入念に行いながら、安心できる環境づくりを心がけています。

機能訓練室は大きな空と足立区の景色を見渡すことができる開放的な空間です。明るく元気なスタッフが多く、笑顔と活気にあふれています。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

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