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苑田会リハビリテーション部医療安全委員会より「転倒シミュレーション」

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こんにちは!

苑田会リハビリテーション部医療安全委員会です。

この委員会では医療安全の推進のため、「教育班」、「啓発班」、「データ集計班」と3つの班に分けて活動しています。今回は教育班主体でスタッフ教育の一環として行っている「転倒シミュレーション」をご紹介させていただきます。

リハビリテーション部では毎年約90件の転倒が発生しており、特に9月~10月は転倒・転落が多く発生する時期となっています。

そこでリハビリ部では各病院の医療安全委員が中心となり、転倒シミュレーションを実施しています。

リハビリ部で起きた事例を基に患者役、セラピスト役で分かれ実際に患者役が転倒しそうになった際に、セラピストがしっかりと介助が出来るかを体験してもらいます。

体験したスタッフからは、「日々の臨床の中で意識はしているが改めて介助位置、方法を見直すきっかけになった」との意見や、一緒に参加しているスタッフの意見を聞き「もっとこうした方が良いなと考え直せた」など、転倒・転落を防止するために日々の介助について考えるきっかけになったようでした。

 

医療安全委員会では、患者様・スタッフ共に日々のリハビリテーションを安全・安心して取り組めるようにこのような教育活動にも力を入れています!

 

リハビリテーション部 医療安全委員会

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