第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会が2016年9月23,24日に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターにて開催されました。
苑田会リハビリテーション科からも以下のポスター発表、口述発表をしてきました。
ポスター発表:
1.回復期リハビリテーション病院における食道期嚥下障害の調査
(星達也ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
2.食物比重によって咽頭通過に差を認めた食道入口部開大不全の一例
(鈴木弥奈ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
3.脳血管障害による経管栄養患者の経口摂取の可否とFIMとの関連について
(山下麻衣ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
4. 回復期リハビリテーション病院における胃瘻造設後入院患者の退院時経口摂取可否の関連要因の検討
(西村友花ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
5.異なるアプローチの選択によって経管栄養から3食経口摂取を獲得したWallenberg症候群の3症例
(日暮結ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
口述発表:
1.継続的なバルーン拡張法によって嚥下反射後の蠕動様食塊輸送を獲得したWallenberg症候群の一例
(星達也ST 竹の塚脳神経リハビリテーション病院)
今回の嚥下学会では「摂食嚥下リハビリテーションの新たなる挑戦-これからの20年を考える-」というテーマのもと行われました。リハビリテーション科からは6演題、看護部からも1演題発表しました。
今回の学会の各セッションでは、基礎、評価診断、脳卒中、誤嚥性肺炎などがある中で、特に地域連携や多職種連携といった、入院中のみならず退院後フォローについての講演も多く、改めて生活へ繋がる関りが大切であると感じました。