亜急性期~維持期まで幅広い患者層のリハビリテーションに力を入れている病院です。
①病院紹介
当院では、亜急性期〜維持期における、入院、外来リハビリテーションを提供しています。
令和2年度より、在宅復帰に向けた支援をより一層充実させるために、60病床全て地域包括ケア病床へと変更しました。医師をはじめ、看護師やリハビリスタッフ、薬剤師や管理栄養士、社会福祉士等が協力して患者様の在宅復帰支援をサポートしています。
リハビリテーション対象疾患は椎体や下肢の骨折等の運動器疾患、脳出血や脳梗塞をはじめとした脳血管障害、内科・循環器疾患に起因する廃用症候群まで多岐に渡っています。また人工透析を受けながらリハビリテーションヲ提供できることも当院の大きな特徴です。
外来リハビリテーションでは、術後間もない運動器疾患の方から、回復期病棟退院後、継続したリハビリテーションが必要な方を対象に実施しております。
入院・外来患者様向けに、在宅復帰・社会復帰を支援したリハビリテーションを提供しています。
リハビリ対象患者様。
当院におけるリハビリテーションの実績
2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
入院 | 391名 | 385名 | 473名 |
外来 | 257名 | 262名 | 341名 |
2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
入院リハ対象者数 | 391名 | 385名 | 473名 |
自宅退院 | 219名 | 222名 | 231名 |
施設退院 | 78名 | 69名 | 64名 |
病院転院 | 59名 | 66名 | 120名 |
リハビリテーションを実施している主な疾患
入院 | 外来 | ||
脳梗塞 | 脊椎圧迫骨折 | 脳梗塞 | 変形性関節症 |
脳出血 | 大腿骨頚部骨折 | 脳出血 | 椎間板ヘルニア |
くも膜下出血 | 大腿・下腿切断術後 | くも膜下出血 | 脊柱管狭窄症 |
急性硬膜下血腫 | 廃用症候群 | 橈骨遠位端骨折 | 肩関節周囲炎 |
パーキンソン病 | 運動器不安定症 | 高次脳機能障害 | 運動器不安定症 |
脊髄損傷 | 化膿性脊椎炎 | 頚髄症 | 外傷性頚部症候群 |
入院の処方科割合
2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
脳外 | 20名 | 39名 | 19名 |
整形 | 222名 | 184名 | 265名 |
廃用症候群 | 149名 | 162名 | 189名 |
外来の処方科割合
2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
脳血管 | 15名 | 25名 | 32名 |
運動器 | 231名 | 221名 | 298名 |
廃用症候群 | 0名 | 0名 | 0名 |
物療 | 11名 | 16名 | 11名 |
院内勉強会について
・各委員会(医療安全、感染対策、褥瘡、接遇、防災)等、2回/年
・治療・技術勉強会 1回〜/月
・院内トピックス(昼勉強会)・伝達講習等 1回〜/月
学会発表実績
2018年度
発表学会 | 演題 | 氏名 |
ISPRM2018 | Remote after-effects of resistive static contractions lower trunk depressors and upper extremity on muscle strength of the planter flexor muscle after ankle fracture | 白谷智子PT |
ISPRM2018 | Remote after-effects of resistive static contractions lower trunk depressors and upper extremity on maximal active range of motion of ankle extension in ankle fracture | 白谷智子PT |
ISPRM2018 | Effects of different directional static contraction of the right upper extremity on the contralateral soleus left H-reflex | 保原塁PT |
2019年度
発表学会 | 演題 | 氏名 |
第24回日本基礎理学療法学会学術大会 | 動画解析ソフトBMPmeasureを使用したステップ長とストライド長測定の信頼性と妥当性の検討 | 口石健悟PT |
第38回東京都理学療法学会学術大会 | 腰椎圧迫骨折患者に対し,靴着脱の再獲得を目指した一症例対側性運動リズムに着目した理学療法アプローチ | 石山雄一PT |
第7回日本運動器 学術大会 |
足関節骨折患者に対する抵抗運動の部位の差異が歩行時間に及ぼす効果 -シングルケーススタディによる検証- | 白谷智子PT |
2021年度
発表学会 | 演題タイトル | 発表者 |
第20回日本PNF学会 | 脊椎圧迫骨折患者に対する骨盤運動の中間位での静止性収縮が膝関節屈筋群に及ぼす遠隔効果 | 保原塁PT |
第40回東京都理学療法学術大会 | 脊椎圧迫骨折患者1例における大腰筋面積と身体機能、生活空間の経時的変化 | 鈴木啓太PT |
第40回東京都理学療法学術大会 | エアスタビライザーを使用した座位トレーニングにより筋・筋膜性疼痛が軽減した脊椎圧迫骨折後の一症例 | 鈴木啓太PT |
第10回日本支援工学 理学療法学会 | 回復期リハビリテーション病院に従事するスタッフの装具療法とフォローアップに関する理解度調査 | 口石健悟PT |
投稿雑誌
2019年度
投稿雑誌 | タイトル | 発表者 |
PNFリサーチ | 足関節骨折患者に対する抵抗運動の部位の差異が歩行時間に及ぼす効果-シングルケーススタディによる検証- | 白谷智子PT |
PNFリサーチ | 脊椎圧迫骨折患者に対する骨盤運動の中間位での静止性収縮が 膝関節屈筋群に及ぼす遠隔後効果 |
保原塁PT |
The Tokai journal of experimental and clinical medicine | Humeral Head Morphometry Can Predict the Presence of Subacromial sputs Measurements of Dried Bones from Human Shoulder Girdles. | 西田直弥PT |
2021年度
投稿雑誌 | タイトル | 発表者 |
PNFリサーチ | 健常者に対する骨盤運動の中間位での静止性収縮が同側の膝関節伸筋群と膝関節屈筋群の筋力に及ぼす影響 | 保原塁PT |
スタッフの所属学会および取得資格
・日本理学療法士協会 12名
・日本作業療法士協会 3名
・日本臨床神経生理学会 1名
・日本PNF学会 3名
・バイオメカニズム学会 1名
・動的モビライゼーション療法学会 1名
・介護予防推進リーダー 2名
・地域ケア会議推進リーダー 1名
・Redcord Neurac1修了 1名
・Redcord Neurac2修了 1名
・脳卒中下肢装具アドバイザー 1名
専門・認定療法士資格
専門・認定分野 | 領域 | 氏名 |
認定理学療法士 | 運動器 | 川嵜卓也PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 中崎秀徳PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 白谷智子PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 保原塁PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 口石健悟PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 鈴木啓太PT |
認定理学療法士 | 運動器 | 石山雄一PT |
認定理学療法士 | 脳卒中 | 石山雄一PT |
認定理学療法士 | 代謝 | 鈴木啓太PT |
認定理学療法士 | 介護予防 | 鈴木啓太PT |
専門理学療法士 | 運動器 | 白谷智子PT |
専門理学療法士 | 神経 | 白谷智子PT |
所有資格、専門・認定療法士についてのお問合せ先
苑田第二病院リハビリテーション科
電話:03-3850-5723(代)