苑田会リハビリテーション病院

回復期リハビリテーション病院です。

 平成18年5月に開院した120床の回復期リハビリテーション病院です。回復期リハビリテーション病院とは病気の進行が落ち着いた患者様を対象に、元の生活に近づけるよう必要な日常生活の練習を集中的に行う施設です。リハビリテーションスタッフは移動や運動機能改善を支援する「理学療法士」が52名、食事やトイレ等、日常生活に必要な動作の能力改善を支援する「作業療法士」が12名、言葉や摂食能力の改善を支援する「言語聴覚士」が8名、リハ助手1名の計72名となっております。1日でも早い退院に向け、医師・看護師・相談員などと綿密な連携をとり、患者様の状態やご希望に沿ったリハビリテーションを提供しております。当院では、理学療法士や作業療法士による通所リハビリ・訪問リハビリも行っており、住み慣れた地域で安心した生活が継続できるように、退院後も、継続したリハビリの提供をさせていただいております。

 

患者様・ご家族様のご希望に沿ったご支援を目指して

お身体の状態や日常生活で必要とされる動作は、それぞれの患者様で異なります。当院では、患者様・ご家族様のご希望に沿えるように、様々な視点からご支援や取り組みを行っております。

<ニューロリハビリテーション 経頭蓋磁気刺激(TMS)>

TMSとはコイルを用いた電磁誘導により直接患部に侵襲を与えることなく大脳を刺激する治療です。この治療法によって患者様に痛みや不快感等を与えることはほとんどありません。

当院ではこのTMSを実施後、リハビリテーション専門職のセラピストが集中的にリハビリテーションを行う事により脳卒中後の機能改善を目指します。

<最先端機器によるリハビリテーションの提供>

当院では、3次元動作解析装置や座圧計を使用し、細かな動きの分析やデータに基づいた練習を提供させていただいております。また、VRとして知られているバーチャルリアリティの技術をリハビリテーション医療として導入しております。

その他にも、リハビリテーション室には、入浴やトイレを模擬的に練習する装置があり、手すりや浴槽の高さを変えながら、ご自宅を想定した練習ができます。

 
<病棟での集団作業活動>

毎日40分程度、歌や体操、ちぎり絵等の手工芸、ゲーム等の集団活動を行っており、患者様のお身体の状態やご希望により参加していただいております。病気を機に、落ち込んだり、塞ぎがちになった心に、集団活動の中で自信をつけたり、退院に向けて社会性を再獲得する等のご支援をさせていただいております。

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<退院後のご支援① 通所リハビリテーション>

退院後もリハビリテーションが継続できるように、通所リハビリテーションを行っております。当院のスタッフと一緒に目標を立て、ご利用者様がその人らしい健康な生活が送れるように、リハビリテーションを継続して実施する事ができます。

 <退院後のご支援② 訪問リハビリテーション>

ご自宅の環境で実践的な練習が行いたいご利用者様や通所リハビリテーションのご利用が困難なご利用者様には、当院のスタッフがご自宅に訪問させていただき、リハビリテーションを実施させていただきます。

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<予防講座の開催>

入院患者様や地域の方を対象に毎月第3月曜日15:00より予防講座を行っています。
講座内容としては、脳卒中予防講座・認知症予防講座・転倒予防講座があります。入院患者様や地域の方に専門知識をもったセラピストが生活習慣の改善・運動指導を中心に予防方法について詳しくアドバイス致します。

 

リハビリを実施している主な疾患。
脳梗塞 低酸素脳症 大腿切断
脳出血 廃用症候群 椎間板ヘルニア
くも膜下出血 脊髄損傷 脊椎圧迫骨折
急性硬膜下血腫 脊柱管狭窄症 大腿骨頸部骨折
脳挫傷 下腿切断 変形性膝関節症

 

当院入院患者様の割合。
平成29年度割合 平成30年度割合
脳血管疾患 49.3% 46.3%
運動器疾患 41.3% 43.1%
廃用症候群 9.4% 10.6%

 

過去2年間のリハビリ件数
平成29年度 平成30年度
脳血管疾患 199件 175件
運動器疾患 167件 163件
廃用症候群 38件 40件
総件数 404件 378件

 

在宅復帰率88.5%。

「多くの患者様に出来るだけリハビリテーションの機会を提供したい」この考えに基づき当院はリハビリテーションによる改善の可能性があれば症状の重度な患者様もお受けしています。その状況下においても現在88.5%の在宅復帰率を実現しております。

院内勉強会について。

事例検討会( 2回 / 月 )
リスク管理、感染対策勉強会( 随時 )
触診技術勉強会
評価・治療手技勉強会( 随時 )
治療機器勉強会( 随時 )
学会・研修会等の伝達講習会( 随時 )

スタッフの所属学会および取得資格。

< 所属学会・協会 >
日本理学療法士連盟 32名
日本理学療法士協会 51名
日本作業療法士協会 12名
日本言語聴覚士協会  8名
日本PNF学会     1名
日本義肢装具学会 1名
日本離床研究会 4名
日本心臓リハビリテーション学会 2名
日本訪問リハビリテーション協会 1名
国際PNF協会 1名
バイオメカニズム学会 1名
シーティングコンサルタント協会 3名
日本作業行動学会 1名
認知作業療法研究会 1名
日本園芸療法学会 1名
NPO法人日本園芸療法研修会 1名
日本静脈経腸栄養学会 1名
東京都言語聴覚士会 2名
摂食嚥下学会 1名

< 専門・認定療法士資格 >
専門理学療法士  運動器    伊藤 貴史PT
認定理学療法士  管理・運営  伊藤 貴史PT
認定理学療法士  運動器    石井 健史PT
認定理学療法士  運動器    當山 渉太PT
認定理学療法士  脳卒中    寺島 優PT
認定理学療法士  脳卒中    萩野 俊太郎PT
認定理学療法士  脳卒中    久保 岳斗PT
認定理学療法士  脳卒中    佐藤 智仁PT
認定理学療法士  地域理学療法 鈴木 晴子PT

< 取得資格 >
回復期病棟協会認定回復期セラピストマネジャー 2名
日本理学療法士協会指定管理者(上級)1名
修士(理学療法学) 1名
医療安全管理者 1名
介護予防推進リーダー 4名
地域包括ケア推進リーダー 2名
介護支援専門員 1名
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師 1名
全国デイケア協会認定管理者 1名
3学会合同呼吸療法認定士 2名
住環境コーディネーター2級 7名
訪問認定療法士 1名
初級障がい者スポーツ指導員 2名
中級障がい者スポーツ指導員 1名
AMPS認定評価者 1名
ICLS Provider 1名
ACLS Provider 1名
BLS Provider 1名
園芸療法スタディ1級 1名
認知症指導管理士初級 1名

< 研修修了者 >
国際PNF協会アドバンスコース4B修了 1名
環境適応全コース修了 1名
MTDLP履修 1名

学会発表実績

< 平成30年度>

当法人リハビリテーション科スタッフの就職先決定を関連付けた因子について
~主成分分析によるPT・OT・STの相違~
第7回日本理学療法教育学会学術大会/第1回日本理学療法士学会管理部門研究会 伊藤 貴史PT
実績指数の計算式特性を考慮した除外患者の選定基準の考案 回復期リハビリテーション病棟協会 第33回研究大会 岡村 佑人PT
保存的治療選択をした大腿骨頚部骨折患者に対して装具療法にて立位・歩行訓練を施行した一症例
~硬性外転装具と坐骨指示免荷式長下肢装具の併用にて~
回復期リハビリテーション病棟協会 第33回研究大会 中村 祐太PT
姿勢の違いによる洗面動作が脊椎関節運動に与える影響~健常者を対象に3パターンの動作を比較した横断研究~ 第6回日本運動器理学療法学会学術大会 石井 健史PT
埋め込み式浴槽における跨ぎ動作が脊椎の屈伸角度に与える影響~健常成人男性を対象とした座位・立位での違いについての横断研究~ 第6回日本運動器理学療法学会学術大会 中村 恒太PT
回復期脳卒中患者に対し病巣側への高頻度反復性経頭蓋磁気刺激が著効した一症例 日本リハビリテーション医学会第55回学術集会 川口 俊太朗PT
当事業所における通所リハビリ利用者の目標設定および達成率の傾向 第5回日本地域理学療法学会学術大会 當山 渉太PT
短時間通所リハで行う膝関節痛リハビリコース講座の実践報告 第38回全国デイケア研究大会 高橋 泰彦PT
通所リハビリ利用者対象ウォーキングイベント参加者に対するアンケート調査報告 ~外出頻度と運動習慣に着目し今後の戦略を考慮して~ 第38回全国デイケア研究大会 田中 哲志PT
入退院を繰り返すも屋内電動車椅子を使用し独居生活を継続できた症例 ~屋内生活空間Hb-LSAを用いて~ 第12回日本訪問リハビリテーション協会学術大会 相原 嘉隆PT
半側空間無視に対するVirtual Realityを用いた訓練の有効性 ~日常生活への汎化に着目して~ 第37回関東甲信越ブロック理学療法士学会 江見 翔太PT
記憶障害を呈した症例に対する誤りなし学習の
情報量の検討
第37回 東京都理学療法学術大会 井上 皓介PT
体性感覚障害を呈した症例に対して視覚的フィードバックを用いた麻痺側荷重訓練を行った一症例 第37回 東京都理学療法学術大会 中村   祐太PT
注意障害と失語症が混在した症例に対する注意課題の
難易度の検討
~足踏み動作に着目して~
第37回 東京都理学療法学術大会 田中 沙織PT
スリングを用いてHip Strategyを意識したバランストレーニングによる介入効果 第10回 区東部・区東北部
ブロック学術集会
志田 瑞樹PT
課題難易度を段階的に変化させて二重課題を行った症例 —早期からワーキングメモリーに着目して― 第10回 区東部・区東北部
ブロック学術集会
福井 貴大PT
当院通所リハビリテーション利用者における家庭内役割の再獲得の有無と生活空間の拡がりの関連性 第52回日本作業療法学会 谷川 絵里子OT
認知症患者に対するリアリティオリエンテーション法と作業活動を中心とした集団療法の特徴 第42回日本高次脳機能障害学会学術総会 丸山 雄太OT

 

書籍執筆
書籍タイトル 出版社 氏名
疾患別整形外科理学療法ベストガイド 中外医学社 伊藤貴史 PT

 

 

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