苑田会リハビリテーション病院

回復期リハビリテーション病院です。

平成18年5月に開院した120床の回復期リハビリテーション病院です。回復期リハビリテーション病院とは病気の進行が落ち着いた患者様を対象に、元の生活に近づけるよう必要な日常生活の練習を集中的に行う施設です。リハビリテーションスタッフは移動や運動機能改善を支援する「理学療法士」が59名、食事やトイレ等、日常生活に必要な動作の能力改善を支援する「作業療法士」が18名、言葉や摂食能力の改善を支援する「言語聴覚士」が8名、リハ助手3名の計85名となっております。1日でも早い退院に向け、医師・看護師・相談員などと綿密な連携をとり、患者様の状態やご希望に沿ったリハビリテーションを提供しております。当院では、理学療法士や作業療法士による通所リハビリ・訪問リハビリも行っており、住み慣れた地域で安心した生活が継続できるように、退院後も、継続したリハビリの提供をさせていただいております。

 

患者様・ご家族様のご希望に沿ったご支援を目指して

お身体の状態や日常生活で必要とされる動作は、それぞれの患者様で異なります。当院では、患者様・ご家族様のご希望に沿えるように、様々な視点からご支援や取り組みを行っております。

<ニューロリハビリテーション 経頭蓋磁気刺激(TMS)>

TMSとはコイルを用いた電磁誘導により直接患部に侵襲を与えることなく大脳を刺激する治療です。この治療法によって患者様に痛みや不快感等を与えることはほとんどありません。

当院ではこのTMSを実施後、リハビリテーション専門職のセラピストが集中的にリハビリテーションを行う事により脳卒中後の機能改善を目指します。

<最先端機器によるリハビリテーションの提供>

当院では、3次元動作解析装置や座圧計を使用し、細かな動きの分析やデータに基づいた練習を提供させていただいております。また、VRとして知られているバーチャルリアリティの技術をリハビリテーション医療として導入しております。

その他にも、リハビリテーション室には、入浴やトイレを模擬的に練習する装置があり、手すりや浴槽の高さを変えながら、ご自宅を想定した練習ができます。

 
<病棟での集団作業活動>

毎日40分程度、歌や体操、ちぎり絵等の手工芸、ゲーム等の集団活動を行っており、患者様のお身体の状態やご希望により参加していただいております。病気を機に、落ち込んだり、塞ぎがちになった心に、集団活動の中で自信をつけたり、退院に向けて社会性を再獲得する等のご支援をさせていただいております。

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<退院後のご支援① 通所リハビリテーション>

退院後もリハビリテーションが継続できるように、通所リハビリテーションを行っております。当院のスタッフと一緒に目標を立て、ご利用者様がその人らしい健康な生活が送れるように、リハビリテーションを継続して実施する事ができます。

 <退院後のご支援② 訪問リハビリテーション>

ご自宅の環境で実践的な練習が行いたいご利用者様や通所リハビリテーションのご利用が困難なご利用者様には、当院のスタッフがご自宅に訪問させていただき、リハビリテーションを実施させていただきます。

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<予防講座の開催>

入院患者様や地域の方を対象に毎月第3月曜日15:00より予防講座を行っています。
講座内容としては、脳卒中予防講座・認知症予防講座・転倒予防講座があります。入院患者様や地域の方に専門知識をもったセラピストが生活習慣の改善・運動指導を中心に予防方法について詳しくアドバイス致します。

 

リハビリを実施している主な疾患。
脳梗塞 低酸素脳症 大腿切断
脳出血 廃用症候群 椎間板ヘルニア
くも膜下出血 脊髄損傷 脊椎圧迫骨折
急性硬膜下血腫 脊柱管狭窄症 大腿骨頸部骨折
脳挫傷 下腿切断 変形性膝関節症

 

当院入院患者様の割合。
平成29年度割合 平成30年度割合 令和1年度割合
脳血管疾患 49.3% 46.3% 51.3%
運動器疾患 41.3% 43.1% 38.5%
廃用症候群 9.4% 10.6% 10.2%

 

過去3年間のリハビリ件数
平成29年度 平成30年度 令和1年度
脳血管疾患 199 175 212
運動器疾患 167 163 159
廃用症候群 38 40 42
総件数 404 378 413
在宅復帰率89.5%。

「多くの患者様に出来るだけリハビリテーションの機会を提供したい」この考えに基づき当院はリハビリテーションによる改善の可能性があれば症状の重度な患者様もお受けしています。その状況下においても現在89.5%の在宅復帰率を実現しております。

院内勉強会について。

事例検討会( 2回 / 月 )
リスク管理、感染対策勉強会( 随時 )
触診技術勉強会
評価・治療手技勉強会( 随時 )
治療機器勉強会( 随時 )
学会・研修会等の伝達講習会( 随時 )

スタッフの所属学会および取得資格。

< 所属学会・協会 >
日本理学療法士連盟 32名
日本理学療法士協会 42名
日本作業療法士協会 11名
日本言語聴覚士協会  5名
日本PNF学会     1名
日本義肢装具学会 6名
日本離床研究会 1名
日本心臓リハビリテーション学会 1名
バイオメカニズム学会 1名
シーティングコンサルタント協会 3名
東京都言語聴覚士会 2名

< 専門・認定療法士資格 >
専門理学療法士  運動器    伊藤 貴史PT
認定理学療法士  管理・運営  伊藤 貴史PT
認定理学療法士  運動器    石井 健史PT
認定理学療法士  運動器    當山 渉太PT
認定理学療法士  脳卒中    寺島 優PT
認定理学療法士  脳卒中    佐藤 智仁PT
認定理学療法士  地域理学療法 鈴木 晴子PT

< 取得資格 >

回復期病棟協会認定回復期セラピストマネジャー 2名
日本理学療法士協会指定管理者(上級)1名
修士(理学療法学) 1名
修士(保健医療学) 1名
医療安全管理者 1名
介護予防推進リーダー 1名
地域包括ケア推進リーダー 1名
介護支援専門員 1名
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師 1名
全国デイケア協会認定管理者 1名
3学会合同呼吸療法認定士 1名
住環境コーディネーター2級 2名
訪問認定療法士 1名
中級障がい者スポーツ指導員 1名
AMPS認定評価者 1名
ICLS Provider 1名
ACLS Provider 1名
BLS Provider 1名
園芸療法スタディ1級 1名
認知症指導管理士初級 1名
NST専門療法士 1名
赤十字救急法救急員 1名
< 研修修了者 >
国際PNF協会アドバンスコース4B修了 1名
環境適応全コース修了 1名
MTDLP履修 1名

所有資格、認定療法士についてのお問い合わせ先

苑田会リハビリテーション病院リハビリテーション科 電話:03-3605-1108(代)

学会発表実績

< 平成31年度>

Effect of a Knee-Ankle-Foot Orthosis with knee flexion control on the gait of stroke patients. The International Society for Prosthetics and Orthotics 17th World Congress 川口 俊太朗 PT
Clinical assessment of immersive virtual reality system to evaluate near and far space neglect in individuals after stroke: a case report 13th International Society of Physical and Rehabilitation Medicine World Congress 川口 俊太朗 PT
身体中心無視・物体中心無視を呈した一症例に対して没入型Virtual Realityを使用した中期介入の効果 第56回日本リハビリテーション医学会学術集会 江見 翔太 PT
没入型仮想現実を用いた視覚探索課題を注意障害に対して導入した事例‐3次元空間内におけるTarget- Distractor比調整による改善効果‐ 第53回日本作業療法学会 小林 剛 OT
重度半側空間無視に対する没入型仮想現実空間を用いた評価システムの使用経験‐紙面評価困難な事例における応用可能性の検討‐ 第53回日本作業療法学会 高澤 久美子 OT
脳卒中片麻痺患者における足漕ぎ車椅子駆動が下肢機能に与える影響について 第38回関東甲信越ブロック理学療法士学会 大塚 貴司 PT
回復期脳卒中患者における自宅退院に影響を及ぼす入院早期のADL動作 第38回関東甲信越ブロック理学療法士学会 寺岡 栞 PT
右視床出血症例の半側空間無視に対する機能的電気刺激が能動的・受動的注意に与える効果の検討 第16回東京都作業療法学会 羽田 喜秋 OT
当院短時間通所リハ利用者の早期終了に影響を及ぼす要因の検討~疾患別およびE-SASの変化を比較して~ 第41回全国デイ・ケア研究大会2020 高橋 泰彦 PT
強い疼痛を伴った膝蓋骨骨折術後患者に対し認知行動療法を行った一症例 ~疼痛に対するディストラクションの効果~ 第38回 東京都理学療法学術大会 亀井 恵李佳 PT
脳卒中片麻痺患者に対する座面角度調整が車いす駆動スキルに与える影響~スラロームテスト・三次元動作解析装置を用いた比較検討~ 第15回日本シーティング・シンポジウム 大田原 遥 PT
後弯矯正術後患者の術後筋力低下に対して反復末梢磁気刺激にて効果を認めた一症例 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 石井 健史 PT
回復期脳卒中患者における高頻度rTMS治療が麻痺側上肢機能に与える効果~ランダム化クロスオーバーデザインによる比較~ 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 佐藤 智 PT
大腿骨近位部骨折患者における在宅復帰予測モデルの構築 ―回復期リハビリテーション病棟における検討― 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 大野 将 PT
足立区民の転倒に関する特性:転倒予防教室でのアンケート 日本予防理学療法学会 第5回サテライト集会 西原 千晶 PT
脳出血後の重度半側空間無視に対するVirtual Realityを用いた介入の効果 第1回 区西北部ブロック部 症例検討会 藤田 文子 PT
経頭蓋および末梢磁気刺激療法が脳卒中片麻痺上肢機能に及ぼす効果~利き手のADL参加を目指して~ 第1回 区西北部ブロック部 症例検討会 渡邉 光 PT

 

書籍執筆
書籍タイトル 出版社 氏名
疾患別整形外科理学療法ベストガイド 中外医学社 伊藤貴史 PT

 

 

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