竹の塚脳神経リハビリテーション病院リハビリ科

回復期リハビリテーション病院です

リハビリテーションスタッフは、PT49名、OT16名、ST10名の計75名となります。各職種でのディスカッションはもちろん、ブレース部、訪問リハビリ部、家屋評価部、シーティング部、園芸部などの専門部門を設け、包括的に患者様のADL向上を図っています。教育体制においては、新人教育(バイザー制、勉強会等)、院内勉強会やグループ勉強会に参加できる環境を整えており、専門的な知識や技術を学ぶことができます。また、研究活動にも力を入れており、各々の学会発表の実績もあります。
回復期リハが主体であり、退院後のフォローアップを行ない、地域密着を目標としています。
『患者さん自身による回復への歩み』に対し、皆が親身になり、熱い心を持ち業務を行なっております。

自宅復帰・社会復帰の支援をします

当院には、急性期病院から急性期治療を終えた患者様が転院してこられます。これより、当院では安全に自宅に帰るために、生活場面で必要なことに対して様々な方面からアプローチし、患者様をサポートします。

<早期離床のため装具・車椅子を導入します>

当院には装具部門、車椅子部門という部門があり、専門性を持ったスタッフが在籍しています。装具部門では医師の指示のもと患者様に合わせた装具作成の提 案を行い、装具を用いた早期からの歩行訓練を行います。また車椅子部門では座る事が困難である患者様に、車椅子の選定・調整を行い早期離床、日常生活能力 向上のサポートを行っています。

<退院後の生活の為に自宅の環境設定を行います>

退院後の生活に不安がある方には、担当スタッフが患者様の御家族から頂いた家屋情報をもとに手すり・スロープ設置、福祉用具の選定などの提案をさせて頂 いております。また必要であれば実際に御自宅に伺い提案させて頂いています。

<退院後も在宅生活をフォローします>

退院後も継続してリハビリテーションをしたいという希望のある方には、退院後も御自宅へ伺いリハビリテーションを行います。入院中にできるようになった動作や能力を御自宅で十分に発揮すること、介護負担の軽減を目的にサポートをさせて頂いています。

<設備の充実したリハビリ室を完備しています>

当院には明るいリハビリテーション室があり、眺めが良くスカイツリーを望むことができます。リハビリテーション室には治療用ベッド、物理療法機器、スリ ングを有しており、充実したリハビリテーションの提供に取り組んでいます。またベランダでは園芸部が花の栽培も行っており、患者様の癒しの空間作りに励んでいます。

<Gait Judge Systemの紹介>
歩行中に生じるトルクや関節角度の計測には通常三次元動作解析などの大規模な装置が必要となりますが、ゲイトジャッジシステムでは歩行中の足部の関節角度と関節モーメント、筋電を簡便に計測することができます。計測した数値を使って歩行中の動作を分析し、その方に適したリハビリテーションプログラム、および装具の作製・調整を行っています。またデータとして目に見えるということで治療の精度とともに、患者様と治療者へのフィードバックが格段に高まり、リハビリテーションの質の向上をもたらします。この機器を用いて、スタッフ教育を充実させ、質の高いリハビリテー
ションを提供しています。
<電動身体垂直測定機器の紹介>
垂直認知とは身体を垂直であると判断する身体的、心理的な機能能力であり、様々な姿勢障害、バランス障害のある対象者の評価・治療に有用です。垂直認知の評価には、電動型垂直認知傾斜装置により測定することが可能です。この装置は、対象者を左右に傾斜させ自らが垂直を判断した際、電子角度計の表示によって主観的な垂直判断時の角度が測定できる装置です。今後、脳血管障害のリハビリテーションの予後推定にも期待される機器です。

 

リハビリを実施している主な疾患
脳梗塞 脊髄小脳変性症 変形性膝関節症
脳出血 脊髄損傷 大腿切断
くも膜下出血 大腿骨頸部骨折 下腿切断
急性硬膜下血腫 大腿骨転子部骨折 骨盤骨折
パーキンソン病 変形性股関節症 廃用症候群
当院入院患者様の割合
平成29年度割合
脳血管疾患 70%
運動器疾患 20%
廃用症候群 10%

 

平成29年度割合
入院 560名
退院 555名
在宅復帰率 85.5%
院内勉強会について

平成29年度、年間50回以上実施。
<内容>
1リハビリテーション科勉強会(毎週)
・中枢神経系・運動器疾患に関する疾患に関わる基礎的知識
・合併症に多い呼吸器・循環器の基礎知識・リスク管理
・触診技術(四肢・頚部・体幹)
・各専門部の勉強会(装具部、家屋評価部、訪問部、シーティング部、スリング、物療等)
・症例検討会・OSEC
・学会、研修会等の伝達講習
2Dr勉強会(数回/年)
脊椎・脊髄疾患の診断と治療
誤嚥性肺炎
脊椎・脊髄疾患の診断と治療
脳卒中のリハビリテーションと栄養
回復期脳卒中片麻痺患者の歩行リハビリ
3VF・VE実施者の症例検討会(1回/月)

アピールポイント

①年4回、院内における御家族さまに向けた介助指導教室の開催。
②褥瘡予防の観点から座圧センサー導入。
ベッド・車椅子上の評価を実施し、ポジショニング・除圧方法・離床時間の検討、福祉用具の選定。
③作業療法では主体的なactivityが行えるように多種な作業活動を企画。
(手芸・レクリエーション等)
④摂食・嚥下評価としてVF検査、毎月20件以上実施。

スタッフの取得資格

<取得資格等>

専門・認定分野 領域 氏名
認定理学療法士   地域理学療法 末永達也PT
認定理学療法士 地域理学療法 内藤進太郎PT
認定理学療法士  脳卒中 平澤津隼人PT
認定理学療法士  脳卒中 平井徳子PT
認定理学療法士 脳卒中 加藤明未PT
認定理学療法士 脳卒中 三橋陽平PT
認定理学療法士 脳卒中 福岡宏之PT
認定理学療法士  脳卒中 澤広太PT
認定理学療法士  脳卒中 手島志穂PT
認定理学療法士 脳卒中 伊藤和則PT
認定理学療法士 補装具 澤広太PT
認定言語聴覚士 摂食嚥下 星達也ST

<平成29年度発表実績>

 
発表学会 学会発表タイトル 氏名・職種
リハビリテーション・ケア合同研修大会 久留米 脳血管障害患者の短下肢装具着脱動作自立要因の検討―座位下肢荷重率,前方リーチテスト,Trunk Control Testを用いて― 三橋陽平・PT
リハビリテーション・ケア合同研修大会 久留米 70代の回復期脳血管患者におけるFIMに影響する因子の検討 福岡宏之・PT
第1回リハビリテーション医学会秋季大会 当院における長下肢装具使用の脳卒中片麻痺患者の歩行とADLの帰結に関する因子~入院時ADLに着目して~ 長原亜希・PT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 回復期脳卒中片麻痺患者へのベルト式電極式骨格筋電気刺激療法によるADL及び筋力効果への影響
末永達也・PT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 回復期リハビリ退院後の時期に応じた訪問リハビリでのADL変化の特徴 内藤進太郎・PT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 回復期リハビリテーション病院脳血管障害患者における再入院の関連因子~ロジスティック回帰分析によるFIM細項目の検討~ 畠美里・PT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 重度片麻痺で回復期に入院した髄膜脳炎・硬膜下膿瘍の歩行自立となった症例~発症から回復期入院が遅延し長期フォローアップを行った例~
平井徳子・PT
The lst Asia・Pacific Occupational Therapy Syuposium Current status of occupational therapy for clients in the recovery period rehabilitation area in Japan 古田憲一郎・OT
第10回日本訪問リハビリテーション協会学術大会 北海道 生活行為向上マネジメントを使用し環境因子の問題点に対し気づきが生まれ,主体的な生活行為に繋がった事例 廣瀬梢・OT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 回復期脳卒中後の摂食嚥下障害と高次脳・認知機能障害

石野浩・OT
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 回復期脳卒中片麻痺患者の上肢機能へのIVESの効果―4症例のSTEF・AOUの検討から― 馬橋啓介・OT
第23回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 脳血管障害による摂食嚥下障害の経口摂取への移行―VF導入前後の比較検討― 日暮結・ST

第23回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 気管切開術後経管栄養患者の退院時経口摂取可否の経口と関連要因の検討 西村友花・ST
第23回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 長期的なバルーン拡張法によって流動的な嚥下から咽頭収縮を伴った嚥下を獲得したWallenberg症候群の一例 星達也・ST
第23回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 回復期病院におけるParkinson病を合併した経鼻経管栄養患者の病態と転帰 鈴木弥奈・ST
第31回 回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 研究大会in岩手 顎関節脱臼による嚥下困難患者が咀嚼筋群の筋バランスと姿勢アライメントの調節によって経口摂取へ至った症例 町田将人・ST
ACPT・AWP Effects of Lateral Movement Training with a Tilt Wedge on the Subjective Postural Vertical during Sitting
澤広太・PT

 

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