苑田第二病院では、今年度の4月1日より入院ベッド数60床全てを地域包括ケア病床へ転床し、今まで以上に在宅復帰への支援に力を注いでおります。
地域包括ケア病床とは・・・
「急性期での治療を終え、病状が安定した患者様に対して、在宅復帰に向けて医療管理、リハビリ、退院支援など、質の高い医療を提供する為に導入された病床」になります。
在宅復帰に不安を抱えている方や在宅復帰に向けて積極的にリハビリが必要な患者様に対して主治医や看護師、社会福祉士、私たちリハビリスタッフが協力しあって患者様の在宅復帰支援を提供しております。
第二病院では、質の高い医療やリハビリを提供させていただくために、医療チーム内でのカンファレンスや患者様やご家族様を踏まえた退院前のカンファレンスなどを積極的に実施しております。
現在は感染対策として、多職種とのカンファレンスや退院前のカンファレンスは自粛しておりますが、
リハビリスタッフ内では各階に分かれて短時間のミーティングにて情報共有や意見交換を活発に行い「質の高いリハビリテーション」を提供できるように努めております。
これからも、「患者様を治す」のみではなく「患者様を支える」ために、積極的な情報交換などに力を注ぎ
患者様の退院支援につなげていきたいと思っています。