回復期リハビリテーション病院です
リハビリテーションスタッフは、PT68名、OT22名、ST16名の計106名となります。各職種でのディスカッションはもちろん、 装具部門、訪問リハビリ部、家屋評価部、ハッピーライフ部などの専門部門を設け包括的に患者様のADL向上を図っています。教育体制においては、新人教育(バイザー制、勉強会等)、院内勉強会やグループ勉強会に参加できる環境を整えており、専門的な知識や技術を学ぶことができます。また、研究活動にも力を入れており、各々の学会発表の実績もあります。
回復期リハが主体であり、退院後のフォローアップを行ない、地域密着を目標としています。
『患者さん自身による回復への歩み』に対し、皆が親身になり、熱い心を持ち業務を行なっております。
自宅復帰・社会復帰の支援をします
当院には、急性期病院から急性期治療を終えた患者様が転院してこられます。これより、当院では安全に自宅に帰るために、生活場面で必要なことに対して様々な方面からアプローチし、患者様をサポートします。
当院入院患者様の割合
2022年度割合 | |
脳血管疾患 | 70% |
運動器疾患 | 15% |
廃用症候群 | 15% |
院内勉強会について
2022年度、年間50回以上実施。
<内容>
1リハビリテーション科勉強会(毎週)
・中枢神経系・運動器疾患に関する疾患に関わる基礎的知識
・合併症に多い呼吸器・循環器の基礎知識・リスク管理
・各専門部の勉強会(装具部、家屋評価部、訪問部、Redcord部、物療等)
・症例検討会・OSEC
2Dr勉強会(数回/年)
3外部講師勉強会(数回/年)
4VF・VE実施者の症例検討会(1回/月)
アピールポイント
①装具などを用い早期からの立位・歩行を行う。
②褥瘡予防の観点から座圧センサー導入。
ベッド・車椅子上の評価を実施し、ポジショニング・除圧方法・離床時間の検討、福祉用具の選定。
③作業療法では主体的なactivityが行えるように多種な作業活動を企画。
(手芸・レクリエーション等)
④摂食・嚥下評価としてVF検査、毎月20件以上実施。
スタッフの取得資格
<取得資格等>
認定分野・専門分野 | 氏名 |
脳卒中認定理学療法士 | 荒金千里 |
脳卒中認定理学療法士 | 石井千佳 |
脳卒中認定理学療法士 | 石神佳祐 |
脳卒中認定理学療法士 | 伊藤和則 |
脳卒中認定理学療法士 | 佐藤拓磨 |
脳卒中認定理学療法士 | 桑原希望 |
脳卒中認定理学療法士 | 小松史 |
脳卒中認定理学療法士 | 鈴木達矢 |
脳卒中認定理学療法士 | 鈴木陸也 |
脳卒中認定理学療法士 | 手島志穂 |
脳卒中認定理学療法士 | 日吉尚輝 |
脳卒中認定理学療法士 | 平澤津隼人 |
脳卒中認定理学療法士 | 福岡宏之 |
脳卒中認定理学療法士 | 三橋陽平 |
脳卒中認定理学療法士 | 山口亜希子 |
脳卒中認定理学療法士 | 山﨑郁美 |
脳卒中認定理学療法士 | 吉田さつき |
地域理学療法認定理学療法士 | 末永達也 |
地域理学療法認定理学療法士 | 内藤進太郎 |
管理・運営認定理学療法士 | 末永達也 |
認定言語聴覚士(摂食嚥下障害領域) | 星達也 |
認定言語聴覚士(失語・高次脳機能領域) | 日暮結 |
回復期セラピストマネージャー | 末永達也 |
回復期セラピストマネージャー | 平澤津隼人 |
回復期セラピストマネージャー | 星達也 |
回復期セラピストマネージャー | 伊藤和則 |
所有資格、専門・認定療法士についてのお問い合わせ先
竹の塚脳神経リハビリテーション病院リハビリテーション部
電話:03-5851-1108(代)
<2022年度発表実績>
スタッフ名 | 登録学会名 | タイトル |
田井中美咲ST | 第28回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 | 意欲的かつ継続的なバルーン拡張法により3食経口摂取が可能となったWallenberg症候群の1例 |
星達也ST | 第28回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 | バルーン拡張法の継続治療によりバキューム嚥下様の嚥下様式を認め改善したWallenberg症候群の長期追跡症例 |
谷田奈美木ST | 第28回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 | 後頭骨頸椎後方固定術後に嚥下障害を呈した患者が3食経口摂取可能となった1例 |
渡邊裕人PT | 第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術大会 | KAFOでの膝屈曲位歩行が筋活動パターンと筋緊張に影響を与え介助量が低下した症例 |
森嶋亜衣美PT | 第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術大会 | 腹部引き込み運動と骨盤運動によって、立位バランス・歩行能力の改善につながった一症例 |
渡邊真希PT | 第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術大会 | 長下肢装具歩行における介助の工夫により長下肢装具から短下肢装具へのカットダウンに成功した症例 |
五十嵐星也PT | 第6回 日本リハビリテーション医学会秋季学術大会 | 脊柱の可動性に着目し大腿二頭筋の活動抑制を図れたことでExtention Thrust Patternが改善した一例 |
深見 舞OT | 第18回 東京都作業療法学会 | 本人の重要な作業である家事を目標にしたことにより主体性を獲得した一事例-作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いて- |
古田憲一郎OT | 第56回 日本作業療法学会 | 目標設定における作業療法士のクリニカルリーズニングと傾向 -回復期病棟を対象としたインタビュー調査- |
平松恭介OT | 第56回 日本作業療法学会 | 高次脳機能障害者の回復過程で生じる心理プロセス -修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)による分析- |
青木海 OT | 第56回 日本作業療法学会 | 絵画が与えた役割と対人交流への影響 -MOHOSTに基づいた一事例の考察- |
鈴木達矢PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 脳卒中患者の退院時歩行修正自立度のための入院時SIASカットオフ値の算出 |
中村友明PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 装具使用に対する患者希望と理学療法士の見解の違いに着目し介入した一症例 |
石神佳佑PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 底屈制動機構付き装具使用時に併用する前脛骨筋刺激パッドが回復期脳卒中患者の筋活動に及ぼす影響~長下肢装具及び短下肢装具でのシングルケースシリーズによる検討~ |
福岡宏之PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 回復期脳卒中患者における装具作成の有無が退院時の帰結に与える影響~入院時傾向スコアマッチング後の退院時の比較~ |
桑原希望PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | リウマチによる可動域制限を伴う患者の自宅退院に向けたシーティングの工夫~離床時間を確保するために~ |
西澤佳祐PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 右被殻出血左片麻痺患者における歩行練習で長下肢装具から短下肢装具への移行にセパレート式長下肢装具を使用した一症例 |
小松史PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 平行棒歩行見守りとなった左脳梗塞後右片麻痺の体重100㎏患者における長下肢装具歩行介助方法の検討 |
石井千佳PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 回復期入院時よりKAFOを使用している脳血管疾患患者の退院時移動様式の予測 |
末永達也PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 新型コロナウイルス感染症蔓延前後における当院実績指数とセラピーにおける感染対策の比較 |
平澤津隼人PT | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 後期高齢脳血管障害患者における長下肢装具作製者の特徴 |
増田薫ST | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 嚥下障害を呈した超高齢者に包括的なアプローチや メンタルケアの介入により経口摂取を獲得した事例 |
星達也ST | 第41回 回復期リハビリテーション協会 研究大会 | 回復期脳血管障害嚥下障害患者における経口摂取獲得の予測式作成の試み~第2報:外的妥当性の検討、予測早見表の作成~ |
他3演題 |